ChordWikiのサーバを移転
2/24の2:00〜5:00に移転作業を完了。
Cent OS 5ではいろいろやってもTLS 1.2に対応させることができず、Chrome 81のアップデートが迫って警告メール*1も来たので、3年ほど遅いけどようやく移行。迷ったけどドキュメントが揃ってそうなCent OS 7へ。
rubyがyumだと2.0しか入らないけど、さすがに古いので2.6をソースからインストール。
これまで1.9で動かしていたコードは、ほぼそのまま動いた。
MySQLからMaria DBになってたけど、mysql2で何も変えずに通った。
Google Analyticsのデータを取得するgemが大きく変わっていて、google-api-ruby-clientが非互換なアップデートされたを参考に修正した。
あとApacheも2.2から2.4に変わってmod_rewrite設定に不具合が起こって手を入れたけど、たぶん大丈夫。
*1:Google Search Console Team <sc-noreply@google.com> Jan 14, 2020, 9:13 AM「https://ja.chordwiki.org/ で使用されている TLS 1.0/1.1 に関する警告が Chrome ブラウザで表示されるようになります」
2016年のbot開発
立て続けに発表されたbot開発プラットフォーム。作ってみた記事もちらほら見かけてちょっとしたブームっぽい。
Microsoft Bot Framework
Messaging API
Messengerプラットフォーム - ドキュメンテーション - 開発者向けFacebook
LINE BOT APIで当初NGだったLet's Encryptの証明書が通るようになったという噂を聞いたので*1昨日から使おうとしているが一向にコールバックが飛んで来ない。
なので先にFacebookから作ってみた。
ごちゃごちゃ試行錯誤しているうちに動くようになった。
だけどこれって、単にメッセージを投げているだけで、Twitter APIで出来ることと何も変わらない。これは9年前に通った道だ。*2
自然言語処理やAIを使って初めて2016年のbotと言えるだろう。
日本はbot後進国になる運命かもね。 | ふくゆきブログ
だから村上福之のこの記事こそが重視されるべきなのだが、それはそれで、趣味のプログラミングからは遠く離れたところへ行ってしまいそうなのである。
Let's Encryptのサーバ証明書でSSL対応
さくらVPSで、Let’s Encryptのサーバ証明書を使って、SSL対応のサイトを作る設定手順
を見てやってみようと思ったが、CentOS 5ではこの通りに行かないっぽい。
まずPythonが2.6以上必要と言われる。2.4しか入っていない。yumに2.6があるのでインストール("python26"になる)してスクリプトの中のpython27をpython26に変えても無理だった。
wget https://www.python.org/ftp/python/2.7.11/Python-2.7.11.tgz
からインストールして"python2.7"が通るようにしてもやっぱり駄目だった。
KeyError: 'webroot'
となって止まる。
Letsencrypt-auto certonly fails with KeyError: 'webroot' - Help - Let's Encrypt Community Support
を見て、pythonに依存しない
GitHub - Neilpang/acme.sh: A pure Unix shell script implementing ACME client protocol
を使うことにする。証明書の更新も自動でやってくれるらしい。むしろ便利じゃん。*1
git clone https://github.com/Neilpang/le.git cd le ./le.sh install sudo ./le issue /var/www/html/ www.example.com
して生成されたファイルを /etc/httpd/conf.d/ssl.conf に
SSLCertificateFile /home/hoge/.le/www.example.com/www.example.com.cer SSLCertificateKeyFile /home/hoge/.le/www.example.com/www.example.com.key SSLCertificateChainFile /home/hoge/.le/www.example.com/ca.cer
で指定。
sudo /etc/rc.d/init.d/httpd restart
で一応動いたっぽい。
ただしTLS1.0しか使えていないので「古い暗号スイート」と言われてしまう。CentOS 5ではOpenSSLが0.9.8のため。
$ cat /etc/redhat-release CentOS release 5.11 (Final)
CentOS5のサポート期限である2017年3月31日までにはOSバージョンアップが必須。
2015年いっぱいでOpenSSL0.9.8のアップデートが無くなる? - Qiita
*1:有効期限が5月13日までになっているのがちゃんと更新されるか確認。
zenbackがSSLページで動作しない
[blocked] The page at 'https://xxxx/' was loaded over HTTPS, but ran insecure content from 'http://w.zenback.jp/v1/?callback=jQueryxxxx': this content should also be loaded over HTTPS.
と言われる。
http://w.zenback.jp/v1/ の57行目が
url: "http:\/\/w.zenback.jp\/v1\/"
なので
url: "\/\/w.zenback.jp\/v1\/"
に直したものを自前でサーバに用意して読み込んでみると一応動く。(randも受け取って埋め込んだ。)
しかしさらにTwitterやはてなブックマークのボタン用jsを読み込む部分でhttp:が指定されている。今度は解読する部分が長いのであきらめた。
というか途中までは「//w.zenback.jp/〜」で記述してSSLに対応していると見せかけて、最後まで徹底していないのは不具合だよね。
ChordWikiにタグ機能
を付けた。